レコードフォーマットを作成する

描画図形にデータを追加するレコードフォーマットを作成すると、レポートで使用して、プロジェクトに関する情報を表示できます。たとえば、ホテルのプロジェクトでは、さまざまな家具アイテムの型番、価格、配置を含むフォーマットを作成する場合があります。適切なデータを家具図形に連結したら、レポートを作成して、ホテルの各階に必要なソファの数を表示できます。

新しいレコードフォーマットを作成するには:

リソースマネージャの新規リソースをクリックし、レコードフォーマットを選択して、作成をクリックします。あるいは、リソースマネージャで、ツールバーにあるリソースタイプリストからレコードフォーマットを選択して、新規レコードフォーマットをクリックします。

レコードフォーマット作成ダイアログボックスが開きます。

クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。

パラメータ

説明

名前

現在のレコードフォーマットの名前が表示されます。

フィールド名

現在のレコードフォーマットのフィールドがリストされます。

新規

新しいフィールドを作成します。

編集

選択したフィールドを編集します。

削除

選択したフィールドを削除します。

データベース連結情報

(Vectorworks Design Suiteおよびデータベース接続が必要)

このファイルのデータベース連結を作成した場合は、ダイアログボックスの下部にデータベース情報が表示されます。これらのコントロールを使用すると、データベースを連結して、レコードフォーマットがリンクされているデータベーステーブルを指定できます。詳細は、レコードフォーマットとデータベースを連結を参照してください。

レコードフォーマット名を名前に入力します。

新規をクリックします。

フィールド編集ダイアログボックスが開きます。

クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。

パラメータ

説明

名前

フィールドの名前を最大63文字で入力します。

タイプ

オブジェクト情報パレットでデータタブのレコードに表示するフィールドのタイプを選択します。

Integer:整数を入力するフィールドです(Integerを使用すると、Numberフィールドより少ないメモリで済みます)。

Boolean:チェックボックスです。

Number:数字、または分数、寸法、日付など、特定の形式の数値を入力するフィールドです。定義をクリックして形式を指定します。

Dimension:数字の後に、(インチの場合は"のように)現在の単位記号が表示されます。

面積単位表示:数字の後に、(平方フィートの場合は「sq ft」のように)現在の面積単位が表示されます。

体積単位表示:数字の後に、(立方フィートの場合は「cu ft」のように)現在の体積単位が表示されます。

Text:単語や文などの文字列を入力するフィールドです。

Pop-up:選択可能なオプションリストです。定義をクリックして、オプションを入力します。

定義

データのタイプがPop-upの場合は、メニュー/ボタンの設定ダイアログボックスが開きます。表示するオプションを入力します。各項目を分けるには、Enterキー(Windows)またはReturnキー(Mac)を押します。

データのタイプがNumberの場合は、数字の表示形式ダイアログボックスが開きます。形式を選択します。

標準:デフォルトの数値形式です。

小数点:小数点以下の桁数を入力して、区切り文字としてカンマを使うかどうかを指定します。

指数:小数点以下の桁数を入力します。

分数:丸め精度の値を入力します。

パーセンテージ:小数点以下の桁数を入力します。入力した値は100倍されて、パーセント記号と共に表示されます。

角度:精度設定(度、分、秒、または8桁までの小数)を選択します。

日付:日付形式を選択します。

初期値

デフォルト値を指定します。IntegerおよびNumberタイプのフィールドには、デフォルト値を入力する必要があります。

データベース連結情報

(Vectorworks Design Suiteおよびデータベース接続が必要)

このファイルのデータベース連結を作成した場合は、ダイアログボックスの下部にデータベース情報が表示されます。これらのコントロールは、フィールドがリンクされているデータベーステーブルフィールドやリンクタイプを指定します。詳細は、レコードフォーマットとデータベースを連結を参照してください。

パラメータを設定し、OKをクリックしてレコードフォーマット作成ダイアログボックスに戻ります。

ステップ3と4を繰り返して、追加フィールドを必要なだけ入力します。

レコードフォーマットをシンボル、図形、およびマテリアルに連結する

図形のレコードを編集する

レポートを作成する

データベースを連結